L、最期の23日間。
スピンオフ映画と同タイトル小説。単行本に10日ほど先行して集英社の文芸誌小説すばる1月号に全文掲載され、
単行本は発売日に先行してジャンプフェスタで販売されてました。
映画と異なる貌を見せる小説版！
L最期の23日間を描く完全オリジナルストーリー！
カバー＆カラー口絵は小畑健先生の描き下ろしオリジナルイラスト！
ブックデザインはChutte。他の装丁はいしいしんじ「雪屋のロッスさん」森見登美彦「新釈 走れメロス 他四編」
集英社では古風に見せながらも凝ったつくりの古屋兎丸「少年少女漂流記」があります。
表紙、裏表紙に全面ぎっしりと描き込まれたイラストを生かすクリアプラスチック製のカバー。
表表紙に金色のLロゴタイプとタイトル等、裏表紙にバーコードエリアを重ねています。
カバー袖には装画からLのみを抜き出した背景にそれぞれ、
バイオものらしい細菌イメージとWorLd＝地球を単色印刷で配しています。
見返し紙は表側に青空と対応する濃紺、裏側は茜空と対応する朱色。
半透明の遊び紙に線画でデスノートを差し出す夜神月、
次ページ床に角砂糖山盛りのコーヒーカップとibook、
モニタ群のなかソファーに座り、板チョコを手にしたLのカラー口絵と重ねた一枚絵になります。
白黒＋カラー（夜神月、L）
目次下部には白黒アイテムイラスト、
（ 板チョコ、ぬいぐるみくま、うずまきキャンディ、注射器、ソフトクリーム、チェスの駒）
ぬいぐるみくまのデザインは映画と同一。
目次上部には左からL0〜L272までの残り日数タブが並んでいます。
タブは本文に引きつがれ、時間の経過とともに黒化したタブが右から左へ移っていきます。
覆面作家M
profire of M年齢・性別とも非公開。大胆な発想と確かな構成力が高く評価され、第一線で活躍する作家。以前からその著作に注目し ていたプロデューサーに招聘され、このプロジェクトに参加する。インタビュー等で本人が語った人物像
- デスノートは原作も映画も知らなかった
- 漫画や映画に縁がない
- テレビも見ない
- 最初は引き受けるつもりはなかった（他の仕事を断らなければならないため）
- 大阪萌え
- 著名作家
- 大人気
- 超有名
- 本好きなら誰でも知っているくらい
- 集英社から本を出したことがある
- 若手作家
- イニシャルM
仮にイニシャルだとして苗字のか名前のかわからないうえペンネームのとも限りませんよね…
協力に名のある川端裕人は小説すばる2月号のクロスレビューにも寄稿。
同時期発売のエピデミックもアウトブレイクものです。
