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デスノートレビュー掲載誌レビュー

デスノートの紹介記事が掲載された雑誌等紹介

研究本


DEATH NOTE Fatally Fun Facts
DEATH NOTE Fatally Fun Facts DH Publishing(07.09.15)
Kazuhisa Fujie,Daniel Komen著
Not authorized by Shueisha Inc.な英語圏用「デスノートの秘密」的な本。
キャラクターイラストはシルエットで表現していてぬかりないです。
コラム2編は「Tsugumi Ohba:The Mistery of the Author」大場つぐみの正体諸説と「Death Note Movies」映画情報。
巻末にキャラクター、死神リストとHOW TO USEルール収録。
  • The Shinigami's  Secrets
  • The Death Note Secrets
  • Light's Secrets
  • L's Secrets
  • Near's and Mello's Secrets
  • Other Secrets
Why does Light,in the end,fail? Is Misa alive at the end?
ところでアイドルとしてのミサはどれくらいポピュラーなの?
等ごくスタンダードな興味に応じて解説されています。

他にコスプレや日本文化本も出しているような出版社DH Publishingは東池袋にあるらしい。

アニメマンガ研究本シリーズMysteries and Secrets Revealed!
ワンピースやブリーチ等ジャンプ作品のほか魔法先生ネギま!、のだめカンタービレなどもラインナップされています。

DEATH NOTE完全心理解析書
DEATH NOTE完全心理解析書 海苑社(06.09.01)
渡辺水央著
このマンガがすごい!、ウラBUBKAなど宝島社系のライター。「〜完全心理解析書」著作多数。

死がついて回る人間は、決して神になどなれない。
超人気コミックに秘められた謎、主要キャラの心の内側を心理学的見地から徹底解剖!

リアルな死、屈折した死…。
死のスパイスが利いた頭脳ゲームを多角的に検証!
(表紙・裏表紙よりママ引用)
テキスト量が多すぎるほど多い。 余白があまりにも少なく見え圧倒されます。

第1章死のノートのページはhow to use itをまとめたもので第2章ストーリーのページはあらすじ。
第3章夜神月のページが全体の半分以上を占め、夜神月の台詞やモノローグを先行する小説・コミック(「模倣犯」「ヒミズ」「マジンガーZ」等)、関連する 犯罪の実録ルポ本、テニスのハウツー本からの引用を交えて詳細に解説しようとしています。
第4章各キャラクターについて各2ページ前後で(といっても文字数はかなりなものなのですが)さらっと。
第5章死神のページで落語「死神」の解説を引用。DEATH NOTEの死神像が非常に日本的だとする指摘があります。

完全解読_DEATHNOTE_NOTE_2
『デ スノート』の教科書 データハウス(06.06.06)
東京大学文科I類氷山輝人(ひやまレフト)著
1985年京都市に生まれる。東京に移住後、某国立中学・高校に入学。
2005年東京大学文科一類、入学。現在、国際弁護士を目指し、司法試験の勉強中
現役東大生レフト(輝人)による「DEATH NOTE」の完全解説本
社会学等の文献を使い、ハイレベルな考察も盛り込まれた気鋭の一冊!
レフトか、ライトか。
「デスノートによる殺人を完全否定することは、僕にはできない」(東大文I・男『東大生によるデスノート座談会』より

(表紙帯風印刷より)
できないそうです。
センター入試描写の矛盾探しがとても詳細なのは東大生ならでは?
ドアーズの「ハートに火をつけて」がレムにオススメだそうです東大生。

デスノートのルール解説・応用ではデスノートの使い方応用例を色々考えられていますが、殺し方コンテストはどうかと。

完全解読_DEATHNOTE_NOTE_2
完 全解読 "DEATH NOTE" NOTE 2 海苑社(05.10.17)
帯は原作者・大場つぐみの謎を徹底究明!! 第二部以降の新たな謎や登場人物を詳しく解説!!
( 出 版社サイトにコーナー出現。”第一巻驚愕の大ブレイクにつき第二巻大絶賛発売中!!”だそうです。)
…海苑社、驚愕。
収録範囲は6巻からpage.74「熱演」まで…なぜ8巻中途…
前作とほぼ同じように解説されてます。
ただ登場人物紹介のヨツバの人々の解説が空白になってたり、白バイ警官の本名が不明になってたり落ちが多い。
あとは直接またはネットでよせられたような反響への反証と補強に徹しています。

大場=乙一説については、
デスノート休載期間と、映画「ZOO」公開前乙一プロモーション期間を関連づけて補強しています。

前作の第2部予想座談会の答えあわせがあり、正解率60パーセントだそうです。
「なかなか健闘と自画自賛」だそうです。
予想座談会、出版時期が連載再開後だったのでまるで予想として読めないです。
せめて日付が記録されてれば…。

内容は…
  • ストーリー詳細解説
  • デスノート使用法詳細解説
  • 大場つぐみの正体=乙一説について
  • キャラ紹介
  • デスノート被害者リスト(簡略版)
  • 展開予想
新説は特になし。
背のタイトル表記が大幅に変更。カタカナになってしまい前作と揃いません。表紙は不思議な黄色。

完全解読_DEATHNOTE_NOTE
完 全解読 "DEATH NOTE" NOTE 海苑社(05.05.15)
帯は「難しいけど、面白い!!」超ベストセラー漫画を詳しく易しく解説!!
デスノ二番メロ「解説本」。
収録範囲は5巻まで。残りは巻末のネタバレ死神界コーナーに要約。
巻末で第2部ネタを扱いながらなぜか6巻分がネタバレ扱いです…
漫画作品「デスノート」に対する誹謗や中傷、矛盾探しなどの立場は一切とらないと前書きで明確に。
先行謎本を意識しているとみ た。
解釈がほぼ一般的なのでハラハラしないで読めます。メインはストーリーとデスノートの使用法解説。
そのあたり完全に理解している人には必要ないかもしれな い。
大場説は乙一を採用。登場人物の命名等にあらわれる漢字に着目して解析しています。
主な内容は…
  • ストーリー詳細解説
  • デスノート使用法詳細解説
  • 大場つぐみの正体について
  • ナオミ生存説について
  • キャラ解説
  • デスノート被害者リスト(簡略版)
  • 第2部予想
デザインクロス割り。判型コミックスとおそろい。そして手触りのよいマット仕様カバーです。

デスノートの秘密
デ スノートの秘密 データハウス(05.03.17)
デスノ初のいわゆる「謎本」です。第一部終了までの内容。
本誌の解析記事とほぼ同時期の発売で、きっと売り上げが気の毒なことに。
  1. Lが死神自身のノートの存在に気づけなかったのは、
  2. リューク自身のノートと違ってレム自身のノートが肋骨状の胸の中にしまわれているため。
  3. ゆえに「胸中」だったのでは
と読める記述と「おまえが死んだ時… 俺がおまえの名前を俺のノートに書く事になるが―」への着眼は面白かったです。
そのほかは… 
  • 時系列検証
  • 気づきにくかったりするようなそうでもないようなトリビアとまでは言えない事実
  • ノートをどう利用できるか考えてみる
  • 展開予想(というか希望)
  • ツッコミ…?
特にツッコミには多分にボケが含まれ、「そう解釈するか!」「オチがそれか…」と思わせられるツッコミがツッコミを招く構造。
(Lが死神になるといいという展開予想のあと)イギリスは今なお火葬ではなく、大半が土葬だからである。
って全体を締めくくっていますが、最近は土葬率3割程度だったり。 (別件で偶然)するような精 度低めの仕上がりです。
…ツッコミどころはほかにもいっぱいありそう。印刷媒体だとツッコミ入れても修正入れられないのでつらいですね。
なんとか本誌企画に先駆けようと急いだのかも。稿料安そうなのに可哀想。
可哀想なミサミサびいきの大東京デスノート研究会。(多分単数)
そのひいきのミサミサにしてからに「ババアのミサミサなど見たくもないからだ…」などと粗末に早死判定されてて可哀想。
ところでこういった「謎本」のはしりは飛鳥新社の「磯 野家の謎」でした。
飛鳥新社から「夜神家の謎」が出れば水屋姉妹が表紙を飾れるだろうか。(オチがそれ か…)

紹介記事等掲載誌


活字倶楽部2005冬号
活 字倶楽部2005冬号 雑草社(05.01.25)
小説等のネタを扱う情報と交流の雑誌。
内容はインタビューを交えた特集記事、書評、出版情報。読者投稿ページも多い方です。
特集マイベスト2004内で「人気作家63人アンケート」
それぞれに執筆予定と2004年度「印象に残った本&出来事」を聞いています。
質問が「印象に残った」なので乙一をはじめとしてほとんどの方が一般書籍を挙げられていますが、
そこであえて…
デスノートを挙げた人気作家5人
  • 冲方丁*
  • 清涼院流水
  • 西尾維新*
  • 光原百合*
  • 若木未生
*の方はタイトルだけでなくコメントも。
>>詳しく

SIGHT別冊 「日本一怖いブック・オブ・ザ・イヤー2005」
日 本一怖い!ブック・オブ・ザ・イヤー2005 ロッキング・オン(04.12.25)
主に対談によるブックガイド。季刊誌「SIGHT」年末恒例企画を独立させたもの。「ハリポタ」「茨の城」の英書評直訳、ベスト セラー読者層をおおたうにがイラスト化等新しげな企画も。
コミック荷宮和子×南信長書評対談
荷宮:…死神のリュークのキャラもかわいいっていうか、ファッションもわりとみんないいし。
南:「まあ小畑健ですよね。そのへんはさすがに。
それはそれとして、
高橋源一郎×斎藤美奈子対談の
【なぜ近代文学は「東大に行って心を病む話」ばかりなのか】
というくだり。『舞姫』『野菊の墓』『虞美人草』も全部話が二行で言えると。確かに。
そしてこれはデスノートにも適用できる…
デスノート、意外と近代文学的だったのかもしれません。

―『ノルウェイの森』に至っても男は早稲田で、彼女死んでます。
斉藤「『セカチュー』もおんなじ構図。日本の恋愛小説は男が書いて、女が死ぬの(笑)」


週刊新潮10月14日号 新潮社(04.10.06)
保守といわれる週刊誌。TEMPOブックスのメインで紹介。
評者は書評家の紀田伊輔。

大人の「幼稚さ」を刺激するコミック
デスノートというアイテムは、そしてこの物語は、我々の中にある幼稚な部分を刺激する。
「引き」の強さ、そして「黒さ」を魅力として紹介。「幼稚さ」を作品最大のテーマと結論づけています。



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